【学生対象】特定非営利活動法人 森林をつくろう / 第13回「新・木造の家」設計コンペ[最優秀賞賞金 30万円]

締め切り日を過ぎています

概要

特定非営利活動法人 森林をつくろう(佐賀県神埼市)では、「第13回「新・木造の家」設計コンペ」を開催、学生を対象に作品を募集中です。

〈主催者からのご案内〉
特定非営利活動法人 森林(もり)をつくろうでは、木造に関心を持ち、その基盤となる森林や林業、木材ついて理解をした設計士を育成するために、「新・木造の家」設計コンペを実施します。
木材価格の低迷や森林所有者の後継者不足など、森林や林業、そして木材を取り巻く環境は、現在多くの課題を抱えています。先祖から受け継いだ、森林という財産を後世に残すための取り組みは様々にあるでしょうが、木を「植え・育て・使う」生産林を残す取り組みも、その一つとして欠かすことはできません。大きな夢を託し、子孫のために植える1本の苗木が、やがて数十年、数百年の時を越えてどこかで誰かの生活の喜びとなります。林業は、その喜びに支えられながら幸せを感じられる、他の産業にはない魅力を有しています。この林業の想いを理解し、山側と施主を繋いでくれる設計士を育成することは、必ず日本の森林を再生の近道になると確信しています。
木造の勉強や研究の機会が十分でない、現在の日本の教育現場において、木造に関心を示してくれている多くの学生が、このコンペに参加する中で、斬新なアイデアの提案を行ってくれることを期待し、木造の世界に新しい風を吹かせてほしいと願っています。法隆寺などに代表されるように、日本は、世界に誇る木造文化とその技術を有しています。1本1本の木の特性を丁寧に見分け、木と木を組み合わせながら建てていく伝統構法の建物は、先人が築き上げた智恵と技術の結晶です。この智恵と技術に、若い学生の斬新なアイデアを融合させることで、未来に継承できる新しい伝統の家づくりを提唱し、日本の森林再生と木造文化継承に繋げたいと考えます。

〈設計課題〉
家族が憩う場所であるという住宅本来の機能を中心にしつつ、防犯性や耐火性・耐震性等の確保の他、現代のライフスタイルや家族構成の変化にも柔軟に対応することができる、斬新なアイデアを取り入れた木造一戸建ての提案。

※応募規約等の詳細については、念のため主催者ホームページの記載等をご確認ください。

賞の内容

最優秀賞(1点)…賞金 30万円
林野庁長官賞(1点)  
優秀賞(2点)…賞金 各5万円
屋根優秀賞(1点)…賞金 5万円
トステム賞(1点)…賞品

参加資格・応募規定

以下の全てを満たす方。
1)大学または大学院・高等専門学校・専門学校(以下、大学等)で建築を学ぶ学生(但し応募の時点で30歳以下の学生を対象とする)。
2)国籍は問わない。但し、プレゼンテーションやその際の質疑応答に対応できる程度の日本語力を有すること。
3)個人またはグループでの応募とし、グループの場合には1グループの人数を最大4人までとする。
4)グループでの応募は、自らが大学等で専攻する分野を住宅建築の中に反映させたいと考える学生の参加も可(但し大学等で建築を学ぶ学生を少なくとも1名含むこと)。
5)その他以下の要件を全て満たすこと。
・独自のアイデアに基づき自身の力量により資料等を作成すること(他の専門機関や団体にコンペの業務を委託しないこと。但し、資料の提出等を依頼することを妨げない)。
・応募書類提出後、2017年12月9日(土)のプレゼンテーションに確実に参加できること。
・施主募集の対象となるコンペであることを理解し、真剣に制作に取り組むこと。
・各応募者とも作成段階で第三者のアドバイスを受けることを妨げない。

応募方法

郵送等(宅配便含む)または持参にて応募。

締め切り

2017年09月18日(月)

結果発表

2017年10月上旬(予定)…一次審査結果通知
2017年12月9日(土)…二次審査及び表彰

注意事項

入賞作品の著作権は応募者に帰属。ただし、入選作品の発表に関する権利は主催者に帰属。
作品の提出をもって、応募者は作品が出版物などに掲載されることを許諾したものとみなされます。

その他の詳細はホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

主催:特定非営利活動法人 森林をつくろう
後援:林野庁、熊本県、国立研究開発法人森林整備・研究機構森林整備センター、西九州トステム株式会社(LIXILグループ)、全国陶器瓦工業組合連合会、一般社団法人全日本瓦工事業連盟 
Screenshot of www.mori-tukurou.com

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