第一回 人はなぜ本を返さないのか? 文学賞[賞金 1万円]

締め切り日を過ぎています

概要

プチ文壇バー 月に吠えるでは「第一回 人はなぜ本を返さないのか? 文学賞」を開催、作品を募集中です。

〈概要〉
月に吠えるで、初めて本の借りパクをされたのは、忘れもしない、オープンして1か月が経った頃。沢木耕太郎氏の「深夜特急」全6巻を、グラマーな肉体をニットに包んだ女性に借りパクされた。

それでも月吠えでは性善説を信じ、一定のルールを設けたうえで、気前よく本を貸し続けた。本好きに悪い人はいないと信じ、証明したかったのだ。結果、お店の本はどんどん減っていった。

いまだに返ってきていない本の中から、ごく一部であるがタイトルを挙げてみる。

「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」
「キリンの子 鳥居歌集」
「その女アレックス」
「眼球譚」
「コンビニ人間」
「死んでしまう系のぼくらに」etc…

ちなみに、未返却のタイトルを全て挙げると、50はゆうに超えるだろう。そろそろ、限界である。しかし、感情に任せて声を荒げるのは紳士的ではない。我々は文壇バーである。この連鎖を止めるために、以下の通り、文学賞を開催する。

本を借りパクしたことがある方もない方も、借りパクされたことがある方もない方も、ぜひふるって応募いただきたい。


〈募集内容〉
「貸した本が返ってこない(返していない)」という場面もしくは設定が作中で使われている小説。

〈枚数〉
400字詰め原稿用紙換算2〜5枚程度。

賞の内容

優秀賞(1本)…賞金 1万円
特別賞(3本)…賞金 本1冊(月吠えが借りパクされたものと同タイトルの中からランダムに決定)

参加資格・応募規定

誰でも応募可能。

応募方法

テキストかワード形式でメールにて応募。

締め切り

2017年07月15日(土)

注意事項

著作権は著者に帰属しますが、主催者が受賞作品の紹介や使用をする場合、許可するものとします。

その他の詳細はホームページをご確認ください。

主催・お問い合わせ先

プチ文壇バー 月に吠える
Screenshot of magazine.moonbark.net

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