第1回 仙台短編文学賞[賞金 10万円 ほか]

締め切り日を過ぎています

概要

「仙台短編文学賞」実行委員会(荒蝦夷、河北新報社、プレスアート・宮城県仙台市若林区)では、「第1回 仙台短編文学賞」を開催、作品を募集中です。

〈趣旨〉 
歴史を繙けば、江戸時代の仙台には数多くの書肆があり、盛んに出版活動が行われていたという記録が残っています。
文化・文政期の文人・只野真葛は仙台で旺盛な執筆活動を行い、数多くの本を著しました。東北学院大学では島崎藤村が教鞭をとり、魯迅は東北大学の留学中に文学者への道を志したと言われています。
戦後、河北新報社は総合文芸誌『東北文学』を創刊し、「新しい文学を東北から発信していく」という強い意志のもと、五年にわたり発行を続けました。
太宰治や武者小路実篤らが寄稿した『東北文学』は、中央文壇とは異なる形でここ仙台の地で文芸復興を目指したのです。
いま仙台は、たくさんの文学者・作家が住まう街になりました。この街で学生時代を過ごした作家も含めるとその数はもっと多くなります。歴史を知れば知るほど「仙台は文学の街だったのではないか」と思うようになりました。
そんな時、震災が街を襲いました。
衝撃と混乱のなか、私たちを支えたのは言葉でした。災後の日々の苦悩や「これからどう生きるべきか」という問いの答えは、先人たちが紡いだ古典や人文書のなかに存在しました。そして物語や文学が私たちの心を癒しました。改めて本が持つ力を感じる契機になったのです。
印象に残っている言葉があります。
「震災のときの子どもたちが成長して文学的な言葉を持ったときに、はじめて被災地から文学が立ち上がってくるのではないか」。今回選考委員をお願いした佐伯氏の言葉です。仙台の出版人としてその一翼を担うべきではないか。そんな思いが一同に芽生えました。
震災から六年が過ぎ、風化と忘却が進んでいます。
いま一度言葉の力を信じたい。過酷な体験を新しい言葉で表現するための枠組みを創りたい。そう考えています。
震災を経験した仙台から、次の世代の文学が産まれることを願って、私たちは「仙台短編文学賞」を創設します。
(2017年7月20日)

〈対象〉
ジャンル不問。
日本語で書かれた自作の小説に限り、仙台・宮城・東北と、なんらかの関連がある作品に限ります。

〈枚数〉
400字詰め原稿用紙で25~35枚程度とします。
ワープロ・パソコン原稿は必ず一枚あたり40字×30行で作成し、A4判のマス目のない紙を横置きに使用し、縦書きで片面印刷してください。
また400字換算枚数をタイトルの横に明記してください。
手書きの場合は必ず400字詰原稿用紙を使用してください。

〈選考委員〉
佐伯 一麦

※応募規約等の詳細についてはホームページなどをご確認ください。

賞の内容

大賞…正賞 河北新報、大人のためのプレミアムマガジン Kappo、小説すばるに掲載、副賞 賞金10万円
河北新報賞…正賞 河北新報に掲載、副賞 宮城の産品ほか
プレスアート賞…正賞 大人のためのプレミアムマガジン Kappoに掲載、副賞 宮城の産品ほか
東北学院大学賞(詳細は追ってお知らせ)

参加資格・応募規定

・応募原稿は完全な未発表作品に限ります。
・小説講座・文章教室・同人誌(SNSサークルも含む)などにテキストとして提出、あるいは公開した作品の投稿については選考の対象外とします。
・同じ作品による他の文学賞への二重応募は認めません。
・応募は1人1作品に限ります。

応募方法

郵送、メールにて応募。

締め切り

2017年12月15日(金)消印有効。メールの場合は23:59分まで受付

結果発表

2018年3月(予定)。

注意事項

詳細はホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

主催:「仙台短編文学賞」実行委員会(荒蝦夷、河北新報社、プレスアート)
協力:集英社「小説すばる」編集部、東北学院大学、宮城県書店商業組合
後援:仙台文学館(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)、東北大学災害科学国際研究所
Screenshot of sendaitanpenbungak.wixsite.com

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