一般社団法人日本禁煙学会│2021年 第11回 禁煙CMコンテスト 作品募集[賞金 10万円]

締め切り日を過ぎています

概要

一般社団法人 日本禁煙学会(東京都新宿区)では、「2021年 第11回禁煙CMコンテスト」を開催、作品を募集中です。

〈趣旨〉
日本国内だけで年間20万人、世界中で600万人もの人がタバコ(受動喫煙を含む)が原因の疾患で亡くなっています。COPD、肺ガン、食道ガン、咽喉頭ガン、胃ガン、心筋梗塞、脳梗塞、クモ膜下出血など多くの疾患がタバコ(受動喫煙を含む)で発病し、あるいは悪化させます。タバコには放射能があり、肺の扁平上皮癌などの原因になっていることも証明されています。受動喫煙でアルツハイマー病(認知症)になるリスクが高まることも明らかになりました。最近ではPM2.5がようやく注目され、受動喫煙が単なる迷惑ではなく、数字できちんと表せる重大な健康被害を起こすことが知られるようになりました。
ニコチンはヘロイン、コカイン、覚醒剤に負けずとも劣らない依存性を有しています。多くの人がタバコのポスター、映画、パッケージの美しさなどに惹かれ、依存症となってやめたくてもやめられないというアリ地獄に落ちているのです。
妊産婦の喫煙・受動喫煙も低体重児出生、早産など、また子ども・未成年者の受動喫煙は呼吸器疾患、ぜん息、鼻炎・中耳炎などを引き起こします。
タバコは情報が過疎である貧困層の喫煙率が高いのです。そして、両親の疾病、早死などで貧困が再生産されていきます。少しでもタバコ臭がすることは、すでに受動喫煙を生じている証拠であり、アスベストの100倍以上の危険があります。
これらは、WHOの多数の書類、アメリカ合衆国政府の公表物、たとえばSurgeon General's Reportなどで繰り返し、繰り返し出版し警告されています。世界の多くの国では人々の健康を守るためにそれが報道されており、タバコの健康警告パッケージをはじめ、受動喫煙防止法、メントールを製品に入れない規制などがおこなわれています。FCTC(タバコ規制枠組み条約)は、タバコの害の恐ろしさを認識した各国政府がタバコの消費を減らす目的で2004年に作られ、翌年発効し、現在は日本を含む世界の182か国が批准しています。
この動画CMコンテストは、喫煙・受動喫煙が健康に危害を及ぼすこと、そして一度でも吸うと、依存症になって二度とやめられない人が多いことを明らかにし、身近な人や尊敬する人の健康を守るために、動画CMを作っていただき、優秀作品を禁煙推進の動画CMとして、YouTubeなどの動画サイトに掲載し、啓発と社会改善を進めようとするものです。
多数の作品応募をお待ちしています。

〈募集作品〉
・30秒程度のタイトル入りの動画CM作品(CG・アニメーション・実写含む、音声あるいはBGM入り)にまとめ、CD・CD-R・DVD媒体などに収録し郵送のこと。
・タイトルは趣旨に添って自由につけてください。
※YouTube対応の動画ファイル形式(.wmv、.avi、.mov、.mpg、.flv)であること。
※収録する素材・BGMは、著作権上問題のないものであること。合作可、必ず自作・未発表作品のこと。動画ソフトの使用は構いません。 これまでの入賞作品をご覧下さい。

2020年 第10回「タバコは健康を損なう 動画CMコンテスト」受賞作品集
※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。

賞の内容

1位(1名)…賞金 10万円、賞状
2位(5名)…賞金 2万円、賞状
3位(10名)…賞金 1万円、賞状

参加資格・応募規定

※公表に際して本名ではなくペンネームを希望される方はその旨お書き添え下さい。その場合は本名は公表されません。

応募方法

郵送にて応募。

締め切り

2021年09月30日(木)消印有効

注意事項

入賞作品の著作権は、日本禁煙学会に帰属するものとし、応募作品は返却されません。その他の詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

一般社団法人日本禁煙学会
Screenshot of www.jstc.or.jp

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