第21回 北のシナリオ大賞 作品募集[賞 副賞10万円 作品放送]

概要

日本脚本家連盟北海道支部(北海道札幌市)では、「第21回 北のシナリオ大賞」を開催、2025年5月1日より作品を募集します。
誰でも応募が可能です。

〈内容〉
・北海道をモチーフ・舞台にしたオリジナルのラジオドラマ。北海道だからこそのドラマ。
・20字×20行の400字詰め原稿用紙で35枚以上45枚以内。
・オリジナルの未発表の作品に限る。応募時点で他のコンクールとの重複応募は出来ません。

〈北のシナリオ大賞 対策 アドバイス〉
応募作品によく見られる問題点と対策 出品する前にもう一度見直してみよう!

01)北海道で実際に起こった事件にセリフを付け足しただけで、もしかしてドキュメンタリー、あるいはノンフィクションになってしまっていませんか?
⇒ 視点を変えてみる。
その事件を体験した名もなき一市民、あるいは架空の人物、極端に書くなら、
その事件を空から見ていたカラスの視点で描いてみるなど、他の作品に差を付ける工夫を。

02)その作品、もしかすると北海道以外を舞台にしても完結するような気がしませんか?
⇒ 立ち止まってもう一度考え直す。

例えば、別な県の別な町にしても話がすんなり完結してしまうなら、北海道じゃなくてもよい話。
⇒ 書き直し。
⇒ 小道具、設定をよく調べる=地域の特性を調べる(下調べ・調査・取材)。
北海道独自の行事、食べ物、言葉などを盛り込むと舞台が北海道である必然性が出る。
北海道でしか育たない植物、生息する動物がいる。さらに北海道は広いので、道東と道南でも違う。

例)舞台を北海道・稚内に設定し、SE『ミーンミーン』という蝉の声としたとする。

ミンミン蝉の生息域北限は北海道南部、および、屈斜路湖。稚内には基本的に生息せず。
北海道の蝉はジーと鳴く蝉が多いのに、ミンミン蝉の声を当てた意図は?
読み進めてみると、シナリオの内容に深く関係があるわけではなかった。
取材不足はシナリオの質を下げてしまうので、常に自分の作品に疑問を投げかけよう。

03)北海道の地名や特産物の名前などを盛り込みすぎてテーマとストーリーが散漫ではないですか?
⇒ そのドラマに本当に必要な小道具と地名以外は削ってみましょう。

04)モノローグが多すぎて、音声化した時に『小説の朗読』になっていませんか?
⇒ ラジオドラマはセリフと効果音、音楽と間で構成するのがベスト。
⇒ モノローグではなく、セリフで表現できないか見直す。

ラジオドラマは一度つまずくと、聴いている人の気持ちを逸れさせてしまうので細心の注意を!

※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。

賞の内容

北のシナリオ大賞(1編)…賞状及び副賞10万円(北海道内の放送局で制作・放送予定)

参加資格・応募規定

誰でも応募可能。
※一人何編でも応募できます。

応募方法

郵送、メールにて応募。
※郵送による応募の場合、用紙はA4、本文にはページを打ち、右側を紐閉じでお願いします。
※メール添付による応募の場合、Word形式で拡張子は、docまたはdocxのみ受付。本文にはページを打つこと。
※Word以外は文字数のカウントに問題が生じる懸念があるため、20字×20行の400字詰めで印刷して郵送してください。罫線は必要ありません。

締め切り

2025年05月31日(土)23:59まで。郵送の場合は消印有効。

注意事項

ラジオドラマとして制作された作品の脚本は放送局に帰属。放送に至らなかった場合の受賞作品の著作権は2年間日本脚本家連盟北海道支部に帰属。その他の詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

主催:日本脚本家連盟北海道支部
後援:日本脚本家連盟、寺島アキ子記念委員会
協力:日本放送作家協会北海道支部
お問い合わせ先:日本脚本家連盟北海道支部(メール:kyakuhonkarenmei.hokkaido[a]gmail.com ※[a]を@に変えて送信)
※土日や連休などは返信にお時間をいただくことがあります。余裕を持ってお問い合わせください。
※参考:過去の入賞作品はこちら(2014年まで)。
Screenshot of hosakkyo-hokkaido.jp

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