概要
京都府農林水産部林業振興課では「第8回 Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)」を開催、2024年8月1日(木)より作品を募集します。
〈主催者からのご案内〉
木材利用の推進を図るためには、木材を暮らしの中で活かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓し、建築や家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高めることが必要です。
京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅や木製家具のアイデアを募集します。
〈募集テーマ・木造住宅部門〉
「北山丸太を活かした建築」
日本建築の和室において床の間は重要な役割を果たしてきました。その床の間を構成するものの一つに床柱はあり、この床柱には京都の北山で生産された丸太が採用されることが多いです。
また北山丸太は、床柱の他にも一般の柱や垂木、ときには数寄屋建築の長押しにも用いられてきました。
近年、ライフスタイルの変化や空間様式の近代化に伴い、床柱をはじめとする丸太の需要は大幅に減少し、またその歴史的に高度に洗練された生産技術の継承も容易でない状況にあります。
ただ古いものを残すことが目的ではありませんが、この産業には、これからも継承されるべきポテンシャルがあるのではないでしょうか。
以上のような背景に応えるべく、北山丸太の特性を現代や未来に活かす、刺激的な、または愉快な、或いは真摯かつ普通のアイデアが求められます。それが産業や技術の継承に繋がることを期待します。
※第2回本コンテストにおいても北山丸太がテーマでしたが、今回は構造に取り入れられているかは問いません。
01)学生の部……京都市内に敷地を設定し、北山丸太を活かした建築やその空間を設計してください。北山丸太だからこそ可能な建築やその空間が期待されます。関連法規や構造の現実性をどの程度おさえるかは応募者に委ねます。
02)一般の部……北山丸太を活かした建築やその空間の事例を募集します。既に竣工したものでも、進行中のものでも計画案でもかまいません。敷地は京都府内に限定しません。
〈募集テーマ・木製家具部門〉
「バナキュラーチェア/風土の椅子」
Woodyコンテストは平成29年に京都府産の針葉樹の利用促進の目的で始められました。それに伴って、地域産の材料の特性に寄り添った技術、意匠を表現することは、椅子という道具をデザインする事で京都の風土を具現化させることでありました。
風土とは、気候・気象・地形・地質・景色・景観などの自然現象のほかに土地に根付いた価値観や考え方、文化など生活に根ざした風習も含みます。
椅子のデザインでは、17世紀イギリスの轆轤(ろくろ)職人や農民などによって創られたウィンザーチェアや15世紀のデンマーク農民達の牛の乳絞りの際に使っていた3本脚のスツールがはじまりといわれているシューメーカーチェアなどがバナキュラーチェアとしてあります。
今回のテーマは、「バナキュラーチェア/風土の椅子」として、外から見た京都ではなく内省的な視点で現在の京都の暮らしを読み解き、京都らしい風土の椅子を考案してください。
※最優秀賞受賞作品は主催者が製作して、京都生協コープ二条駅 店内2階フリースペースKYOTO Co-Lab(きょうとこらぼ)に設置され、多くの方々に休息用またイベント用として利用されます。施設のイメージ写真を参考にしてください。
◎条件
- 京都府内産のスギやヒノキなどの針葉樹を全体の80%以上使用してデザインしてください。
- 京都府内産のスギやヒノキなどの針葉樹の特性を活かしたデザインとして下さい。
- 座面の高さ450mm程度、履き物を履いた状態で使用する椅子で、子どもからお年寄りまで安全で快適に使用できる
- デザイン・サイズとしてください。
※作品は2024年8月1日(木)より募集します。
※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。
〈主催者からのご案内〉
木材利用の推進を図るためには、木材を暮らしの中で活かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓し、建築や家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高めることが必要です。
京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅や木製家具のアイデアを募集します。
〈募集テーマ・木造住宅部門〉
「北山丸太を活かした建築」
日本建築の和室において床の間は重要な役割を果たしてきました。その床の間を構成するものの一つに床柱はあり、この床柱には京都の北山で生産された丸太が採用されることが多いです。
また北山丸太は、床柱の他にも一般の柱や垂木、ときには数寄屋建築の長押しにも用いられてきました。
近年、ライフスタイルの変化や空間様式の近代化に伴い、床柱をはじめとする丸太の需要は大幅に減少し、またその歴史的に高度に洗練された生産技術の継承も容易でない状況にあります。
ただ古いものを残すことが目的ではありませんが、この産業には、これからも継承されるべきポテンシャルがあるのではないでしょうか。
以上のような背景に応えるべく、北山丸太の特性を現代や未来に活かす、刺激的な、または愉快な、或いは真摯かつ普通のアイデアが求められます。それが産業や技術の継承に繋がることを期待します。
※第2回本コンテストにおいても北山丸太がテーマでしたが、今回は構造に取り入れられているかは問いません。
01)学生の部……京都市内に敷地を設定し、北山丸太を活かした建築やその空間を設計してください。北山丸太だからこそ可能な建築やその空間が期待されます。関連法規や構造の現実性をどの程度おさえるかは応募者に委ねます。
02)一般の部……北山丸太を活かした建築やその空間の事例を募集します。既に竣工したものでも、進行中のものでも計画案でもかまいません。敷地は京都府内に限定しません。
〈募集テーマ・木製家具部門〉
「バナキュラーチェア/風土の椅子」
Woodyコンテストは平成29年に京都府産の針葉樹の利用促進の目的で始められました。それに伴って、地域産の材料の特性に寄り添った技術、意匠を表現することは、椅子という道具をデザインする事で京都の風土を具現化させることでありました。
風土とは、気候・気象・地形・地質・景色・景観などの自然現象のほかに土地に根付いた価値観や考え方、文化など生活に根ざした風習も含みます。
椅子のデザインでは、17世紀イギリスの轆轤(ろくろ)職人や農民などによって創られたウィンザーチェアや15世紀のデンマーク農民達の牛の乳絞りの際に使っていた3本脚のスツールがはじまりといわれているシューメーカーチェアなどがバナキュラーチェアとしてあります。
今回のテーマは、「バナキュラーチェア/風土の椅子」として、外から見た京都ではなく内省的な視点で現在の京都の暮らしを読み解き、京都らしい風土の椅子を考案してください。
※最優秀賞受賞作品は主催者が製作して、京都生協コープ二条駅 店内2階フリースペースKYOTO Co-Lab(きょうとこらぼ)に設置され、多くの方々に休息用またイベント用として利用されます。施設のイメージ写真を参考にしてください。
◎条件
- 京都府内産のスギやヒノキなどの針葉樹を全体の80%以上使用してデザインしてください。
- 京都府内産のスギやヒノキなどの針葉樹の特性を活かしたデザインとして下さい。
- 座面の高さ450mm程度、履き物を履いた状態で使用する椅子で、子どもからお年寄りまで安全で快適に使用できる
- デザイン・サイズとしてください。
※作品は2024年8月1日(木)より募集します。
※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。
賞の内容
最優秀賞(各1点)…賞状、賞金 10万円
優秀賞(各1点)…賞状、賞金 3万円
佳作(各5点)…賞状のみ
※各賞の入賞点数を変更する場合や該当なしとする場合があります。
※入賞作品は、京都府内産木材等を使用する約500店の「緑の事業体」へ情報提供します。
優秀賞(各1点)…賞状、賞金 3万円
佳作(各5点)…賞状のみ
※各賞の入賞点数を変更する場合や該当なしとする場合があります。
※入賞作品は、京都府内産木材等を使用する約500店の「緑の事業体」へ情報提供します。
参加資格・応募規定
〈木造住宅部門〉
・学生の部…国内で建築又はインテリアを学ぶ学生(専門学校生含む)。
・一般の部…国内在住の建築関係に携わる設計者(上記の応募資格者を除く)。
〈木製家具部門〉
・国内で木製品及び家具のデザイン又は製作を学ぶ学生(専門学校生含む)。
・国内在住のデザイナー及び家具製作に従事する者。
※応募点数は1人又は1グループ1点のみ。
※両部門とも、個人・グループは問いません。
・学生の部…国内で建築又はインテリアを学ぶ学生(専門学校生含む)。
・一般の部…国内在住の建築関係に携わる設計者(上記の応募資格者を除く)。
〈木製家具部門〉
・国内で木製品及び家具のデザイン又は製作を学ぶ学生(専門学校生含む)。
・国内在住のデザイナー及び家具製作に従事する者。
※応募点数は1人又は1グループ1点のみ。
※両部門とも、個人・グループは問いません。
応募方法
01)主催者ホームページのエントリーフォームよりエントリーする。
02)作品パネルのデータを電子メールで送信。
03)作品パネルを郵送、または持参により提出する。
※作品は2024年8月1日(木)より募集します。
02)作品パネルのデータを電子メールで送信。
03)作品パネルを郵送、または持参により提出する。
※作品は2024年8月1日(木)より募集します。
締め切り
2024年09月09日(月)郵送の場合は当日消印有効、持参の場合は17時必着。
注意事項
応募作品・入賞作品の著作権は京都府に帰属。その他の詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。
主催・お問い合わせ先
主催:京都府 農林水産部林業振興課
お問い合わせ先:同上(電話:075-414-5011/ファックス:075-414-5010/ringyoshinko[a]pref.kyoto.lg.jp ※[a]を@に変えて送信)
参考:コープ二条駅HP(https://kyoto.coop/tenpo/list/nijyo.html)
お問い合わせ先:同上(電話:075-414-5011/ファックス:075-414-5010/ringyoshinko[a]pref.kyoto.lg.jp ※[a]を@に変えて送信)
参考:コープ二条駅HP(https://kyoto.coop/tenpo/list/nijyo.html)