日本現代詩歌文学館│賢治に献ずる詩歌 作品募集[最優秀賞 旅行券2万円分]

締め切り日を過ぎています

概要

日本現代詩歌文学館(岩手県北上市)では、「賢治に献ずる詩歌」を開催、作品を募集しています。

〈展示テーマ〉※現在の展示より引用。
宮沢賢治は、故郷岩手の空と大地に深く交わり、37年の生涯において、詩や童話をはじめとする多彩な文学作品を残しました。
科学・宗教・芸術の広い見識に基づく専門用語、生き生きとした方言や自在なオノマトペ。
豊かで新鮮な賢治のことばは、いまなお多くの人を惹きつけています。
2023年は賢治の没後90年にあたり、翌24年には生前唯一の詩集『春と修羅』の刊行から100年という大きな節目を迎えます。
その詩集を賢治は自ら「心象スケッチ」と称し、己の裡に抱えた修羅や愛しい妹の死をも書き留め、心に映る一瞬のなかに、永遠を見出そうとしました。
「(すべてわたくしと明滅し/みんなが同時に感ずるもの)/ここまでたもちつゞけられた/かげとひかりのひとくさりづつ/そのとほりの心象スケツチです」(序)― 「わたくし」という個人の心象は、「みんなが同時に感ずるもの」でもあると、賢治は言います。
この「みんな」は、賢治が山野を歩き、あるいは汽車で運ばれるうちに交感した風や雲、鳥や馬や人間たちの総体であり、絶えず変化する世界そのものなのかもしれません。
時間と空間を超え、明滅しつづける賢治のことばは、現代を生きる詩歌人たちにどのように受けとめられるのでしょうか。
賢治作品の機軸であり、あらたな詩のことばを切り拓いた「心象スケッチ」への多様な応答をとおして、今ここに浮かびあがる賢治の姿を共有し、その先にある100年を展望するべく、「賢治に献ずる詩歌」展を開催します。

〈応募について〉
作品は応募者本人による新作・未発表のものに限ります。
1分野につき、ひとり2作品まで応募できます。
詩は作品タイトル・氏名を含め、1作品につき20字×30行=600字以内とします。

※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。

賞の内容

〈一般の部〉
・最優秀賞(各部門1名)…旅行券 2万円分
・優秀賞(各部門最大3名)…文学館特製グッズ

〈小中学生の部〉
・最優秀賞(各部門1名)・図書カード 1,000円分
・優秀賞(各部門最大3名)・文学館特製グッズ

参加資格・応募規定

※以下の場合、応募を受け付けませんのでご注意ください。
・Microsoft Word(マイクロソフト・ワード)以外のファイル
・マクロ等のプログラムが設定されていると判断した場合
・規定の用紙設定をせず、応募用テンプレートも使用していない場合
・字数超過

応募方法

郵送、FAX、持参、主催者ホームページの応募フォームより応募。

締め切り

2023年11月30日(木)必着のこと。

注意事項

詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

日本現代詩歌文学館
※応募作品の訂正、選考に関するお問い合わせには応じられません。



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