山梨学院大学ほか│第二十六回 酒折連歌賞[大賞 副賞10万円]

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概要

山梨学院大学 酒折連歌賞実行委員会(山梨県甲府市)では、「第二十六回 酒折連歌賞」を開催、作品を募集中です。
居住地問わず、誰でも応募が可能です。

〈趣旨・酒折連歌とは〉
酒折(さかおり)は甲府市東部にあって 町名にもなっています。
大和時代の甲斐の国の中心地であったらしく、九つの古道はここを起点としていました。
この地に日本武尊(やまとたけるのみこと)を祭神とする酒折宮(さかおりのみや)があり、 古来から多くの文人(ぶんじん)の 参詣(さんけい)が絶えません。
境内に本居宣長撰文(もとおりのりながせんぶん)の「酒折宮寿詞(ほぎごと)」と山県大弐(やまがただいに)撰文の 「酒折祠碑(しひ)」の石碑があります。
『古事記』によりますと、伝承上の英雄「倭建命(やまとたけるのみこと・日本武尊)」 が 甲斐の国の酒折宮で「新治(にひばり)筑波(つくは)を過ぎて幾夜(いくよ)か寝つる」(新治・筑波の地を通り過ぎて、ここまで幾晩寝たのか)と問いかけたところ、 かがり火を焚いていた老人(おきな)が「かがなべて 夜には九夜(ここのよ)日には十日を」(日数を重ねて、 夜では九夜、 昼では十日 - 九泊十日- ですよ)と答えたというのです。
つまり、4・7・7の片歌で問いかけたところ、5・7・7の片歌で答えた片歌問答になり、これが連歌の起源とされたことから、酒折が連歌の発祥の地といわれるにいたりました。
なお、片歌問答の基本となる音数は5・7・7(問い)、5・7・7(答え)ですが、これはその後の短連歌や長連歌の形式とは異なるものです。
この賞は、多くの人が連歌に興味関心と創作意欲をもち、現在は衰微(すいび)している連歌をよみがえらせ普及させて、文学の振興、文化の創造に資するために創設したものであります。
ふるってご応募ください。

〈応募規定〉
提示された問いの片歌一~五の中から一句を選び、答えの片歌を五・七・七でつくって応募してください。
なお、提示された問いの片歌五句すべてに応募しても差し支えありません。
また、応募句数にも制限はありません。

〈問いの片歌〉
一 笑わないで答えてほしい本当のこと
二 満天の星を巡らせ指揮棒止まる
三 イヤホンをはずして月の光を浴びる
四 とけてゆく空のかなたに青い風船
五 大丈夫 霊峰富士の声が聞こえる

※応募規約等の詳細については、主催者ホームページなどでご確認ください。

賞の内容

〈一般部門(全応募作品を対象)〉
大賞・文部科学大臣賞(一句)…賞状、副賞 10万円、大賞杯
山梨日日新聞社賞、読売新聞社賞、朝日新聞社賞、産経新聞社賞、毎日新聞社賞、山梨新報社賞、山梨放送賞、テレビ山梨賞(併せて受賞)
山梨県知事賞(一句)…賞状、副賞 3万円、楯
山梨県教育委員会教育長賞(一句)…賞状、副賞 3万円、楯
甲府市長賞(一句)…賞状、副賞 3万円、楯
特選(十句)…賞状、副賞 1万円
優秀賞(十二句)…賞状、副賞 5,000円
優良賞(五十四句)…賞状

〈アルテア部門(小・中・高校生の作品を対象)〉
大賞・文部科学大臣賞(一句)…賞状、副賞 3万円、大賞杯
山梨日日新聞社賞、読売新聞社賞、朝日新聞社賞、産経新聞社賞、毎日新聞社賞、山梨新報社賞、山梨放送賞、テレビ山梨賞(併せて受賞)
特選(十九句)…賞状、副賞 5,000円

※一般部門とアルテア部門の重複受賞はありません。

参加資格・応募規定

居住地問わず、誰でも応募可能。

応募方法

〈個人応募の場合〉
ハガキ、封書(A4までの用紙)、FAX、メール、主催者ホームページの応募フォームより応募。

〈団体応募の場合〉
主催者ホームページから応募用紙をダウンロードの上、問いの片歌ごとにまとめて送付のこと。

締め切り

2024年09月30日(月)必着のこと。

結果発表

2021年2月1日(土)…酒折連歌賞ホームページにて公表。

注意事項

詳細はホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

主催:山梨学院大学 酒折連歌賞実行委員会
お問い合わせ先:山梨学院大学酒折連歌賞事務局
- 電話:055-224-1641
- FAX:055-224-1386
- Email:oubo[a]sakaorirenga.gr.jp ※[a]を@に変えて送信
Screenshot of www.sakaorirenga.gr.jp

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