令和7年隠岐後鳥羽院和歌大賞

概要

後鳥羽院顕彰事業実行委員会 詩歌大会事務局係(島根県隠岐郡海士町)では、「令和7年隠岐後鳥羽院和歌大賞」を開催、作品を募集中です。
国内在住の方であれば、プロ・アマ・年齢問わず応募が可能です。

〈主催者からのご案内〉
今年も隠岐後鳥羽院大賞を開催しています!
和歌に短歌に俳句にふれてみませんか?

和歌の才能に優れ「歌聖」と称えられている後鳥羽上皇。
後に影響を受けた現代の歌人・俳人も多いことから、平成12年に俳句・短歌の大会を、平成23年から和歌の大会を始めました。
全国から寄せられた歌や句をまとめ、選考し、俳句・短歌の「作品集」と和歌の「選歌集」を製作しています。
こうした活動を通して、後鳥羽上皇の残した「和歌」文化を、現代に伝えています。

〈募集内容〉
・和歌/題:漁⽕
漁火(いさりび)について・・
夏の夜、外灯の周りに、虫が集まっているのを見るように、魚も明かりに集まります。その性質を利用して、月の無い暗い夜に、漁士が舟の周りに魚を集めるため、たく火が漁火です。
和歌では漁士を「漁人(あま)」といいます。漁をすることは「漁り(いさり)す」です。漁火には「藻屑(もくづ)」をたきました。「漁舟(いさりぶね)」は魚をとる舟です。沖の漁火は、「蛍の火」のようです。
漁ではなく、浜から見る漁火を詠んでください。

〈冷泉流和歌の作り方〉
・和歌は、やまとことばで詠んでください
・音読みする漢語、カタカナの外来語は使用しません

・募集する作品は未発表かつ歌題に沿ったものとします。
・一人、二首一組までしか応募できません。3首目以降は無効とします。

〈出品料〉
2,000円(2首1組)

〈審査員〉
野村 渚先生(冷泉家後嗣)
京都市出身。京都市立芸術大学大学院で博士(美術)を取得。絵画の保存修復を専門とし、宮内庁正倉院事務所や平等院で学芸員として勤務。2022年冷泉家の後嗣となり、現在は公益財団法人冷泉家時雨亭文庫の学芸課長として従事。
冷泉家二十四代為任・布美子の孫。

〈結果発表〉
2025年10月下旬ごろホームページにて発表します。
入賞者には文書を送付します。

※その他、応募に関わる詳細事項は主催者ホームページをご確認ください。

賞の内容

隠岐後鳥羽院和歌大賞、冷泉家時雨亭文庫賞、他
※受賞者の方には選歌集をお送りします(令和8年春先に発送予定)。
※選歌集に掲載される作品は、入賞・入選のみです。
※入賞者の方には賞状・副賞(海士町の特産品など)を、入選の方には賞状を贈呈します。

参加資格・応募規定

国内在住の方であれば、プロ・アマ・年齢問わず応募可能。

応募方法

郵送、主催者ホームページの応募フォームより応募。
※出品料(2首1組/2,000円)が必要です。

締め切り

2025年07月31日(木)郵送の場合は当日の消印有効。

注意事項

詳細は主催者ホームページ等をご確認ください。

主催・お問い合わせ先

後鳥羽院顕彰事業実行委員会 詩歌大会事務局係



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